標高約2,400メートルの切り立ったアンデスの山頂。雲海が晴れると突如として姿を現す精巧な石造りの都市、それが「天空の都市」マチュピチュです。15世紀に栄えたインカ帝国がなぜこのような急峻な山の上に都市を築いたのか、その真の目的は今なお多くの謎に包まれており、訪れる者の冒険心を強く掻き立てます。
段々畑が美しい幾何学模様を描き、太陽の神殿やインティワタナ(日時計)といった重要な建造物が、周囲の壮大な自然と完璧な調和を保って配置されています。巨大な石のブロックがカミソリの刃一枚通さないほど緻密に組み上げられた石積みの技術は、当時のインカの人々が持っていた高度な建築技術と天文学の知識を現代に伝えています。